【ホンダ シャトル 発売】車中泊性能…最大177cmのフロアに身長188cmの人が寝られる秘密

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ホンダシャトル
ホンダシャトル 全 10 枚 拡大写真

新型『シャトル』は、『フィット』をベースにした、事実上の先代となる『フィットシャトル』の真正後継車である。

【画像全10枚】

先代に対して、全長を15mm、ホイールベースを30mm延長するとともに、フロントオーバーハングを縮め、リヤオーバーハングを伸ばした、よりステーションワゴンとして機能的なプロポーションを手に入れている。

ラゲッジスペースは床下収納30リットルを除くと、通常時540リットル、後席を格納した最大時で1111リットルに達する。その数値、いや容量がいかに広いかは、ライバルの『カローラフィールダー』と比較すれば分かりやすい。

カローラフィールダーは同407リットル、872リットル。

各部の寸法はここでは省略するが、ラゲッジ回りのユーティリティで差が付くのが車中泊性能だったりする。

ステーションワゴンは後席を格納することでラゲッジスペースを拡大することができるが、荷物の積載時はともかく、ベッドスペースとして活用するにはまずフラットであり、大人が真っすぐに足を伸ばして寝ることができるフロア長が必要だ。

その点、シャトルもカローラフィールダーも後席格納時のフロアは限りなくフラット。フロア長はシャトルが1770mmと、カローラフィールダーの1700mmを凌ぐ(参考:レヴォーグ1630mm、ゴルフヴァリアント1660mm、BMW5ツーリング1670mm)。このクラスのステーションワゴンとして驚異的なパッケージング、車中泊性能と言うべきだろう。

では、シャトルは身長177cm、カローラフィールダーは身長170cmまでの人しか足を伸ばして寝ることができないのか? と言えばそんなことはない。実は、シャトルの場合、なんと身長188cmの大人に寝てもらったところ、しっかり足を伸ばし真っすぐ寝ることができたのだ。

それを可能にする裏技が、「ヘッドレスト逆付けの術」である。倒した後席のヘッドレストを逆向きに装着することで枕部分が伸び、実際には1770mm+80mm~程度のベッドスペースになるというわけだ。ヘッドレストを引き出せば、さらにベッド長は伸びるのである(カローラフィールダーは身長175cm程度までOK)。

ちなみにリヤドアからシャトルの“ベッド”に乗り込む場合、フロア地上高はテールゲート側の540mmと変わらない560mmという高さだから楽々である。ジャンプ力のある犬でもOKだろう。

ただし、シャトルの「ハイブリッド X」、「ハイブリッド Z」だと後席背後上部にマルチユースバスケットが付くため、寝たときには肩あたりに凸ができることを承知しておいてほしい。1人で寝るなら、センターコンソールを枕代わりにしてもいい。

《青山尚暉》

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