【F1 イギリスGP】初日フリー走行はロズベルグがトップ…フェラーリ勢も速さをみせる

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
初日トップのロズベルグ
初日トップのロズベルグ 全 15 枚 拡大写真

2015年のF1第9戦イギリスGPがシルバーストンで開幕、初日の3日にフリー走行が行われニコ・ロズベルグ(メルセデス)がトップタイムを記録した。

午前中のフリー走行1回目で油圧系のトラブルが発生。コース脇にマシンを止めてしまったが、午後のフリー走行2回目では修復が完了し走行を再開。34周を走破し1分34秒155を記録した。2番手以降に0.3秒以上の差をつけ初日を終えた。

2番手にはセバスチャン・ベッテル、3番手にキミ・ライコネンとフェラーリ勢が食い込み好調さをアピール。前回オーストリアGPでは表彰台を逃す結果になってしまったが、この流れを維持できれば今回はメルセデス勢と互角の争うパフォーマンスを見せてくれるかもしれない。地元GPのルイス・ハミルトン(メルセデス)は4番手だった。

後続で際立った走りをみせたのがマックス・フェルスタッペン(トロ・ロッソ)だ。フリー走行1回目ではメルセデス勢に続く3番手タイムを記録。午後は1.1秒差の7番手に終わったが、今回も上位に食い込むだけの速さを十分に持っている様子だ。フェルスタッペンはモナコGPでロマン・グロージャン(ロータス)と接触した件で批判を受け続けているが、ここシルバーストンで汚名返上の走りを見せられるかに注目だ。

そしてチームとして母国GPを迎えたマクラーレン・ホンダ。初日はフェルナンド・アロンソが15番手、ジェンソン・バトンが17番手という結果に終わっている。いまだに苦しい戦いが続いているホンダ勢だが、マクラーレンの地元で予選Q3進出を果たす事ができるか、期待がかかる。

2015F1 イギリスGP フリー走行2回目結果
1.ニコ・ロズベルグ(メルセデス)1分34秒155
2.キミ・ライコネン(フェラーリ)1分34秒502
3.セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)1分34秒522
4.ルイス・ハミルトン(メルセデス)1分34秒621
5.ダニール・クビアト(レッドブル)1分35秒009
6.ダニエル・リチャルド(レッドブル)1分35秒153
7.マックス・フェルスタッペン(トロ・ロッソ)1分35秒300
8.ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)1分35秒387
9.カルロス・サインツJr(トロ・ロッソ)1分35秒866
10.フェリペ・マッサ(ウイリアムズ)1分36秒147


15.フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)1分36秒731
17.ジェンソン・バトン(マクラーレン)1分37秒196

《吉田 知弘》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  4. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
  5. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る