東京オリンピックの空港アクセス鉄道「現状で対応可能」…太田国交相

鉄道 行政
東京オリンピックの開催決定を機に羽田空港のアクセスを改善するための新線構想が注目されたが、いずれも開催前の整備は困難な状況となっている。画像はJR東日本が構想している羽田空港アクセス線のルート。
東京オリンピックの開催決定を機に羽田空港のアクセスを改善するための新線構想が注目されたが、いずれも開催前の整備は困難な状況となっている。画像はJR東日本が構想している羽田空港アクセス線のルート。 全 1 枚 拡大写真

太田昭宏国土交通大臣は7月3日、東京オリンピック(2020年)開催時の首都圏空港アクセス鉄道について「輸送力に余裕があり、大会時の輸送需要に対応可能だ」との考えを示した。

国交相の諮問機関「交通政策審議会(交政審)」が7月1日、東京都心と東京国際空港(羽田空港)を結ぶアクセス鉄道の構想について、オリンピック開催時までの開業は困難との見通しを示したことを受け、見解を示したもの。太田国交相は「環境アセスなど事前の手続きや工事に相当の期間を要するため、大会までの開業は困難との見通しが示された」と説明した。

国交相はまた、「審議会の中間整理では、空港駅や空港アクセス路線の乗換駅のバリアフリー化や案内の多言語化などの取り組みも示されており、これらはしっかり推進していきたい」と述べた。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  3. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  4. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  5. マッスルカーにはやっぱりエンジン!新型『チャージャー』登場に「センス抜群!」「これなら日本でも」など反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る