【VW ゴルフオールトラック 海外試乗】ちょっとラフに使える感覚がイイ…竹岡圭

試乗記 輸入車
VW ゴルフオールトラック(海外モデル)
VW ゴルフオールトラック(海外モデル) 全 67 枚 拡大写真

『ゴルフヴァリアント』って、ちょっとオシャレすればこんなに変わるんだ! と、ひと目見た瞬間に衝撃を受けたんですよ。

正直言っちゃうと、現行のゴルフヴァリアントってやっぱり地味じゃないですか。2014年の1月に日本に導入ってことは、たった1年半前ですよ。でも、ちょっと皆さんその存在を忘れちゃってたんじゃない? というくらい地味な存在だ…、思っていたのは私だけでしょうか?

それが『ゴルフオールトラック』になった途端、絶対忘れられないくらい強い印象が残るクルマになったと思うんです。

見た目もそうですけど、やっぱりAWD化っていうのも大きいですよね。っていうか、今までゴルフヴァリアントにAWDモデルがなかったのが不思議なくらい。ちなみにパワートレインは1.8リットルTSIエンジン×6DSGなんですけど、この組み合わせは『ゴルフ』では初めて。

チョイスの理由は、1.2リットルとか1.4リットルじゃAWDじゃ重すぎる、でも2リットルじゃオーバースペックと考えられた結果なんだそうです。

今回は2リットルディーゼル×6DSGしか用意されていませんでしたが、アウディ『A3』に搭載されているので(しかもクワトロ)、間違いない性能だと言っていいと思います。

乗り心地もいいし、ラフロードコースでもノーマルタイヤでグイグイ行けちゃったし、ちょっとラフに使える感覚がこのサイズのワゴンとしてはピッタリだと思います。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

竹岡圭|モータージャーナリスト・タレント
「クルマ&カーライフは楽しくなくっちゃネ!」をモットーに、さまざまな媒体で「喋って・書いて・走って」を実践する女性モータージャーナリストとしてカーライフ全般を女性の視点からレポートする。モータースポーツでも、耐久レースやラリーレイドなど数々のレースに参戦するなど、硬軟幅広く携わる。日本自動車ジャーナリスト協会(A.J.A.J.)理事、日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。

《竹岡圭》

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