トヨタ米国販売、4.1%増の21万台…SUVが好調 6月

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トヨタ RAV4(米国仕様)
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トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は7月1日、6月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は20万9912台。前年同月比は4.1%増と、2か月ぶりに前年実績を上回った。

トヨタブランドの乗用車系では、ベストセラー乗用車の『カムリ』改良新型の2015年モデルが、3万7408台を販売。前年同月比は8%減と、4か月連続で減少した。2013年に新型を投入した『カローラ』は1%減の3万0645台と、9か月ぶりのマイナス。『プリウス』は19.3%減の1万5051台と、5か月連続で減少する。

トヨタブランドのライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、主力の『RAV4』が前年同月比15.1%増の2万4843台と引き続き好調。中型SUVの『ハイランダー』は、19.7%増の1万3831台と4か月連続で前年実績を上回る。大型ピックアップトラックの『タンドラ』は、10.6%増の9926台と3か月連続で増加。

レクサスブランドでは、SUVの『RX』が、前年同月比14.2%減の7233台と4か月連続で減少。新型車の『NX』は3503台を登録。『IS』は2.8%減の3821台と、2か月連続で減少。『GS』は1643台を売り上げ、前年同月比は8.7%増と3か月連続のプラス。『CT』は26.5%減の1118台と、2か月連続で減少する。

トヨタ自動車の2014年米国新車販売は、前年比6.2%増の237万3771台。2015年上半期(1-6月)は、前年同期比5.6%増の123万1440台だった。米国トヨタ販売のビル・フェイ副社長は、「トヨタは6月、個人向け販売で最量販ブランドに。『タコマ』やRAV4、ハイランダーの販売が好調」と述べている。

《森脇稔》

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