ZMP、全身モーションキャプチャシステムを発売…ワイヤレス計測に対応

自動車 ビジネス 国内マーケット
ZMP IMU-Z Body Motion センサパッケージ
ZMP IMU-Z Body Motion センサパッケージ 全 2 枚 拡大写真

ZMPは、人間の動作と作業対象の動きを同時に計測可能なモーションキャプチャシステム「ZMP IMU-Z Body Motion センサパッケージ」の販売を7月8日より開始した。

新製品は、3軸加速度・3軸ジャイロ・3軸地磁気センサを搭載した小型モーションセンサ17個と、任意の対象物に取付可能なセンサ1個、専用全身スーツ、計測用機器およびソフトウェア開発環境がセットになっており、すぐにモーションキャプチャシステムの構築ができる。

人間の動作を計測するシステムとしては、身体にマーカを取り付け複数のカメラで計測する光学式のモーションキャプチャもあるが、高価であることや屋外で計測ができないといった課題があった。新製品は、小型センサを全身と作業対象物に取り付けることで、ワイヤレス計測を実現。場所にとらわれず計測することができる。

たとえば自動車分野では、ドライバーの全身にセンサを取り付け、ステアリングにセンサを取り付けることで、ドライバーの運転動作とステアリングの動きを同期して計測できるほか、乗員の乗降動作とドアの動きも計測可能だ。また、自動車以外の分野でも、工場での作業者の動作と対象物の動きの把握など、様々なシーンで活用できる。

価格(税抜)は一般259万8000円、アカデミック207万8000円。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. いすゞ『ギガ』など大型・中型トラック1万6780台をリコール…シートサスペンション不具合
  2. 「クラシックmini」がレストモッドで蘇る! 限定生産で約1490万円から
  3. ケーニグセグ、1625馬力の新型ハイパーカー『サダイアズ・スピア』発表
  4. 「存在感ハンパない」DSの新型フラッグシップ『N°8』が「唯一無二な印象」など話題に
  5. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る