ひき逃げ容疑で少年逮捕、現場に落ちていた紙片から特定

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5日午後10時25分ごろ、大阪府富田林市内の市道で原付バイク同士が出会い頭に衝突する事故が起きた。一方のバイクに乗っていた20歳の男性が重体となったが、もう一方のバイクは逃走。警察は7日に17歳の少年をひき逃げなどの容疑で逮捕している。

大阪府警・富田林署によると、現場は富田林市須賀3丁目付近で、車線区別のない幅員約3.5mの直線区間。交差点に信号機は設置されていない。2台の原付バイクは減速しないまま交差点に進入。そのまま出会い頭に衝突した。

衝突によって双方のバイクは転倒。一方のバイクを運転していた河内長野市内に在住する20歳の男性は腹部強打の重体となったが、もう一方のバイクに乗っていた若い男はそのまま逃走している。

警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始したが、現場で採取した紙片に運転者とみられる少年の顔が写ったシールが貼られていたことや、名前が記されていたことから、警察ではこれを元に少年を特定。府内に在住する17歳の少年と判明し、任意で事情を聞いていたが、事故への関与を大筋で認めたことから、7日までに自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

聴取に対して少年は「怖くなって逃げた」などと供述しており、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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