マツダは、6月26日から28日に開催された「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」に参加。『787B』など、歴代ロータリーレーシングカーが華々しい走行を披露した。
今年は、マツダがその年のテーマを象徴する巨大なモニュメント「セントラル・フィーチャー」に取り上げられた。モニュメントの先端にはルマン総合優勝を果たした「マツダ 787B」(レプリカ)と、ドライビングシミュレーションゲーム「グランツーリスモ6」用に公開した「マツダ LM55 ビジョン グランツーリスモ」のフルスケールモデルの2台が飾られた。
セントラル・フィーチャーには、イベント期間中毎日、ヒルクライムコースでの走行を終えた『787B』『787』『767B』『RX-792P』『RX-7 GTO』の5台の歴代マツダロータリーレーシングカーが集結。その誇らかな姿を観客にアピールしていた。ピットに戻る際は、5台のマシンが一斉にエンジンに火を入れ、ロータリーサウンドを響かせ、観客の拍手喝采を受けていた。
また、新型『ロードスター(欧州名:MX-5)』は、毛籠勝弘常務と前田育男デザイン本部長がドライブ。欧州や北米、日本メーカーの最新モデルと一緒に、ヒルクライムコースを走行し、生命感あふれるデザインと活き活きと走る姿に注目が集まっていた。