日本通運、カンボジアとの複合輸送サービスを開始…輸送日数を3日短縮

自動車 ビジネス 企業動向
カンボジア~ベトナム国境の様子
カンボジア~ベトナム国境の様子 全 2 枚 拡大写真

日本通運は、コンテナ1本に満たないカンボジア発、日本向け貨物を運ぶ、複合輸送サービス「ネックスサオ-カンボジアSAT」を開始する。

クロスボーダー陸路一貫輸送により、積み替え時のダメージリスクを低減すると同時に、これまでの混載サービスに比べ輸送日数を3日短縮することが可能となる。

これまで同社のプノンペン=東京間海上混載輸送では、ホーチミン経由とシンガポール経由があり、シンガポール港経由の場合、同港で海上コンテナを一旦開けて、全ての荷物を積み替える作業が必要だった。

今回、カンボジア・ベトナム両国を同一車両で通行できる「ダブルライセンス」取得企業である強みを生かし、積み替え作業なしの陸・海一貫輸送により、海上輸送より早く、航空輸送よりもリーズナブルなサービスを実現する。

プノンペン発日本向け複合一貫輸送は、2014年4月からコンテナ1本単位でサービスを開始した。今回の混載サービス開始により、小口輸送の物流ニーズにも対応する。引き続き、大阪向けに同様の複合一貫混載サービスを予定しているほか、欧米など日本以外の仕向地へのサービス拡充も検討する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. 「衝撃の価格」中国メーカーの大型3列シートSUVが話題に!「むしろ経営が心配」の声も
  3. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
  4. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  5. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る