噴火により運休していた豪航空路線が復活するも混乱続く

エマージング・マーケット オセアニア
ジェットスター(参考画像)
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風向き変わり、ラウン山の噴煙晴れる

 7月12日、バリのデンパサール国際空港が営業を再開し、ジェットスター、バージン・オーストラリア両社もオーストラリアとの路線運行を再開した。東ジャワのラウン山の噴火は続いているが、風向きが変わったため、バリ島周辺の空の状態が良くなったため。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 同日朝、空港経営企業が36国際線と18国内線がデンパサール空港発着路線を再開した、また各社と運休で足止めを受けた旅客の代替便を用意することを協議したが、正常に戻るまでには1週間以上かかるだろうとしている。

 ジェットスター、バージン両社もバリで足止めされていた旅客を帰国させるためフライト増便を始めたが、依然として火山灰警報センター(VAAC)の警報次第でいつ何時予定が変わるかも知れない。また、VAACでは、ラウン山の火山灰雲がインド洋に向けて流れているため、運行再開にOKを出したが、今後24時間か36時間で状況が変わる。もし、風向きが強い北西風に変われば再び空港閉鎖になると発表している。

 今回の噴火でキャンセルされたフライトは百を超え、バリで足止めされている旅行客は何千人にもなる。中には、今月いっぱい運行再開は無理だと言われた旅客もいる。そのため、宿泊にも困る旅客が出始めている。

■ソース

Jetstar, Virgin Australia resume flights out of Bali as volcanic ash cloud begins to clear

航空2社、バリ国際路線再開する

《Nichigo Press》

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