川崎重工、ワシントン地下鉄の電車220両を追加受注

鉄道 企業動向
川崎重工製のワシントン地下鉄7000系。このほど220両を追加受注した。
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川崎重工業は7月13日、米国ワシントン首都圏交通局(WMATA)から7000系電車220両を追加受注したと発表した。契約額は約4億ドル(約480億円)。米国リンカーン工場で製造し、2018年から2019年にかけて順次納入する。

7000系は、1976年のワシントン地下鉄開業時から使用されている1000系車両電車の置換えや、ダレス国際空港への新線「シルバーライン」計画などに向けて開発された、同地下鉄初のステンレス製車両。1両あたりの長さは23m、幅は3.1mになる。運転台を2両あたり1カ所に減らすことで座席や増やしたほか、デジタルコンテンツ表示装置やCCTVカメラ、情報伝送システムなどを搭載した。今年4月から順次営業運転に投入されている。

今回の追加受注は2010年に受注した64両に付随する最後のオプション契約で、既存車両の置換えを目的にしている。これにより7000系の受注総数は748両、契約総額が14億7000万ドル(約1760億円)となり、WMATA保有車両の半数以上が川崎重工製になる見通しだ。

《レスポンス編集部》

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