世界ツーリングカー選手権(WTCC)第8戦、決勝レースが7月12日、ポルトガルのヴィラ・レアルで開催され、シトロエンレーシングは、レース1・レース2ともに1-2フィニッシュを達成した。
シトロエンは、予選1位のホセ-マリア・ロペス、2位のセバスチャン・ローブが、レース 1のスタートでそのポジションを守ると、後続を引き離し、1-2体制を築き上げ、そのままフィニッシュ。予選9位のイヴァン・ミューラーは6位、予選10位のマー・チンホワは5位となり、シトロエン・レーシングは4台揃って入賞を果たした。シトロエン・レーシングは開幕以来8戦連続で予選1位と、レース1で1位、2位を占める強さを見せ続けている。
リバースグリッドで行われるレース2は、チンホワがポールポジション、ミューラーが2番手からのスタート。開始早々アクシデントによりセーフティカーが導入される荒れた展開となったが、チンホワは安定した速さでトップを守り切り、今季初優勝を飾った。2位にミューラー、5位にロペスが入り、シトロエンはレース1に続いて1-2フィニッシュを果たした。
■レース1
1位:ホセ-マリア・ロペス(シトロエン)
2位:セバスチャン・ローブ(シトロエン)
3位:ノルベルト・ミケリス(ホンダ)
4位:ガブリエーレ・タルクィーニ(ホンダ)
5位:ティアゴ・モンテイロ(ホンダ)
6位:マー・チンホワ(シトロエン)
■レース2
1位:マー・チンホワ(シトロエン)
2位:イヴァン・ミューラー(シトロエン)
3位:ガブリエーレ・タルクィーニ(ホンダ)
4位:ノルベルト・ミケリス(ホンダ)
5位:ホセ-マリア・ロペス(シトロエン)
6位:ニッキー・キャッツバーグ(シボレー)
■ポイントスタンディング
1位:ホセ-マリア・ロペス(シトロエン)322P
2位:イヴァン・ミューラー(シトロエン)267P
3位:セバスチャン・ローブ(シトロエン)230P
4位:マー・チンホワ(シトロエン)146P
5位:ノルベルト・ミケリス(ホンダ)141P
6位:ガブリエーレ・タルクィーニ(ホンダ)138P