JAF、子どもが車内いるままのキー閉じ込みに注意呼びかけ…昨夏438件発生

自動車 ビジネス 国内マーケット
炎天下の車内温度(JAFユーザーテスト)
炎天下の車内温度(JAFユーザーテスト) 全 3 枚 拡大写真

JAF(日本自動車連盟)は、夏の気温が上昇するシーズンを迎え、子どもなどの熱中症事故防止を呼び掛けている。

【画像全3枚】

2014年7月1日~8月31日の2か月間、JAFが出動した「キー閉じ込み」の救援のうち、子どもが車内に残されていたケースは全国で438件。このうち、緊急性が高いと判断し、ドアガラスを割るなどして子どもを救出したケースが9件あったという。現場での聞き取り調査によると、その原因は「子どもが誤ってロックを操作した」というものが多く、「電子キーの電池切れ」によるものもあった。

また、2012年夏にJAFが実施した車内温度の検証テストによると、気温35度の炎天下に駐車した車内の熱中症指数は、窓を閉め切った状態でエンジン停止後、わずか15分で人体にとって危険なレベルに到達。乳幼児は体温調節機能が未発達であり、特に注意が必要だ。

JAFでは、子どもだけでなく、加齢に伴い体温調節機能が低下する高齢者も車内に残して車を離れることは危険だとして、ドライバーに注意を呼びかけている。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ついに国内発売か」待望の3列シート、ルノー『グランカングー』登場にSNSでは「ワクワクですね~」と期待高まる
  2. ソニー・ホンダが発表予定の新コンセプトカーに「期待十分」の声、進化の早さに「想像以上」とも
  3. 「めっちゃかっけぇ」日産『ティアナ』新型に反響続々! 最新コックピットに15スピーカー付きで約310万円の価格にも注目
  4. ブラバス、メルセデスAMG『Gクラス』を800馬力のオープンに…ソフトトップは20秒で開閉可能
  5. ヒョンデの高級車「ジェネシス」、『マグマGTコンセプト』発表…次世代パフォーマンスカーの方向性を示唆
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る