雇用者の7割、高等教育を修了せず INTI…マレーシア

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マレーシア(イメージ)
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マレーシア人雇用者の約7割が、高等教育を終えていないことがわかっ た。そのことから2020年までに先進国家入りを目指す国家目標の達成ができるかどうか疑問の声が出ている。ザ・スター、ベルナマ通信が報じた。

INTIインターナショナル・ユニバーシティ&カレッジのロヒト・シャルマ最高経営責任者によると、シンガポール人雇用者の3割が高等教育を終えている。先進国入りを果たすには同等の比率にすることが必要だという。

22から44歳の395人を対象にINTIが実施した調査によると、雇用者の60%は現職に満 足しておらず、昇進や昇給を求めている。一方でわずか3分の1のみが向こう5年間で高等教育を受けたいと回答した。高等教育を受けない理由として48%が時間がないと回答、また47%が家族との時間を増やしたいと答えた。

ロヒトCEOは、向こう5年でスキルアップを目指す雇用者を増やすことで、先進国入りは可能との見解を示した。

広瀬やよい

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