国土交通省は7月14日、同日午前3時15分頃、三重県四日市市の東名阪自動車道下り線で起きた高速乗合バス事故について、特別重要調査対象事故として、事業用自動車事故調査委員会に事故調査を要請したと発表した。
要請を受け、事業用自動車事故調査委員会は調査を開始した。また、事故を起こしたバス事業者に対し、被害者への対応について万全を期すよう地方運輸局から指示をした。
報道によると、乗客25名を乗せた高速乗合バスがダンプカーに追突し、双方の車両が道路脇約2メートル下の畑に転落し、バスは横転したという。
このバスは、ウィラーエクスプレス関東から管理の受委託がされているロウズ観光(岡山県倉敷市)が運行するバスで、東京ディズニーランドから岡山県倉敷市に向かっていた。
この事故により、バスの乗客1名、バスの運転者およびダンプカーの運転者の合計3名が重傷を負うなど、多数の負傷者を出した模様。