JR東日本、『リゾートしらかみ』新編成の内装など発表…地元工芸品で装飾

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「ブナ」新編成の1・4号車に設けられる展望・ラウンジスペースのイメージ。青森・秋田県産の工芸品やオブジェで装飾される。
「ブナ」新編成の1・4号車に設けられる展望・ラウンジスペースのイメージ。青森・秋田県産の工芸品やオブジェで装飾される。 全 4 枚 拡大写真

JR東日本秋田支社は7月15日、奥羽本線・五能線の快速列車『リゾートしらかみ』に導入する予定のHB-E300系ハイブリッド気動車「ブナ(木へんに無)」編成について、内装などの概要を発表した。

新しい「ブナ」編成は4両で、1・4号車に「展望・ラウンジスペース」、2号車に「BOX席」、3号車に「フードカウンター」を設ける。展望・ラウンジスペースは青森・秋田県産の工芸品やオブジェで装飾し、展望のほか新たな車内イベントのスペースとして多目的に使用する。BOX席は、秋田スギや青森ヒバを使用して開放感や展望性を高める。フードカウンターでは、地酒や白神山地の天然水を使ったコーヒーなどを中心に販売する。

『リゾートしらかみ』は、秋田~弘前・青森間を五能線経由で結ぶ観光列車。現在は「青池」「ブナ」「くまげら」の愛称が付けられた3編成が運用されている。当初は全てキハ40系の改造車だったが、2010年には「青池」編成がHB-E300系ハイブリッド気動車に置き換えられた。「ブナ」編成もHB-E300系への置換えが計画されており、2016年の7月から9月にかけて実施される観光キャンペーンにあわせ、営業運行を開始する予定だ。

《草町義和》

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