ロシア 新車販売、29.7%減の14万台…6か月連続減 6月

自動車 ビジネス 海外マーケット
日産エクストレイル
日産エクストレイル 全 6 枚 拡大写真

欧州ビジネス評議会(AEB)は7月8日、6月のロシアにおける新車販売の結果を公表した。商用車を含めた総販売台数は、14万0161台。前年同月比は29.7%減と、6か月連続で前年実績を下回った。

ブランド別トップは引き続き、ロシア自動車大手、アフトワズの乗用車ブランド「ラーダ」。6月は2万6416台にとどまり、前年同月比は12%減と、8か月連続で前年実績を下回った。販売の主力は『Granta』で、前年同月比8.3%増の1万4031台と、6か月ぶりに増加する。

2位は、韓国のヒュンダイ傘下のキアで、5月の3位から上昇。6月は1万3928台を売り上げ、前年同月比は18%減と、5か月連続で減少した。コンパクトカーの新型『リオ』が、前年同月比3.3%増の8988台と、4か月ぶりに増加。

3位は韓国のヒュンダイで、5月の2位から後退。その販売台数は1万2289台で、前年同月比は27%減と、5か月連続で前年実績を下回った。小型セダンの『ソラリス』(海外名:『アクセント』)が、9247台。前年同月比は12.5%減と、2か月ぶりに減少した。

4位はルノーで、5月と変わらず。6月実績は、前年同月比39%減の9986台と、6か月連続で減少。『ダスター』が、前年同月比43.4%減の3445台と、13か月連続のマイナス。『ロガン』も26%減の4203台と、5か月連続のマイナス。

5位は、引き続き日産。6月は8916台にとどまり、前年同月比は26%減と、6か月連続の前年実績割れ。新型『エクストレイル』が、2425台。前年同月に対して、2倍の伸びを示す。

6位はトヨタで、変わらず。6月は8495台を販売。前年同月比は35%減と、6か月連続で前年実績を下回った。『RAV4』が2.5%増の2993台と、2か月連続で増加。『カムリ』は5.7%減の3016台と、5か月連続のマイナス。

7位は、引き続きフォルクスワーゲン。6月は6769台にとどまり、前年同月比は38%減と、6か月連続で前年実績を下回った。主力の『ポロ』が4478台を売り上げたものの、前年同月比は16.8%減と、15か月連続で前年実績を下回っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  4. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  5. 日産『リーフ』新型発売にスタンバイ、家庭用充電器や太陽光パネル設置支援、米国でサービス開始へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る