【F1】治療中だったジュール・ビアンキが亡くなる…家族が声明を発表

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ジュール・ビアンキ(マルシャ)
ジュール・ビアンキ(マルシャ) 全 6 枚 拡大写真

2014年のF1日本GPで大クラッシュし、現在も昏睡状態のまま治療を受けていたジュール・ビアンキが亡くなったことが、家族からの声明で明らかになった。

現地時間の18日に家族が声明の発表。「長い間、懸命にジュールは闘いつづけてきましたが、その闘いも終りを迎えることになりました。我々が感じている痛みは大きく、言葉で表すことができない」。

「ここまで我々家族を支えてくださった三重県立総合医療センターの皆さん、ニース中央大学病院の皆さんに心から感謝いたします。そしてジュールの友人をはじめ、世界中のファンの皆さんから、これまで大きな声援を受け我々も何度も勇気づけられました」と述べている。

昨年の日本GP決勝終盤にコースオフ。ちょうど前周にクラッシュしたマシンの撤去作業を行なっていた重機車に激突してしまった。その後すぐに救助され三重県総合医療センターへ搬送。びまん性軸索損傷と診断され約1ヶ月ばかり集中治療を受けた。意識は戻らなかったものの自発呼吸も安定し、実家のあるフランス・ニースの病院に同年11月に転院。その後も病院のスタッフや家族が懸命に彼の回復を祈り治療が続けられていたが、願いは叶わなかった。享年25歳だった。

《吉田 知弘》

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