バンコクのコーヒー店、長居した客に7200円請求…“合法”との判断

エマージング・マーケット 東南アジア

【タイ】喫茶店チェーン「ボンカフェ」のバンコク都内の店舗で、長居した客が「オープンフード」という名目で2000バーツを請求された件で、タイ消費者保護委員会は17日、追加料金の請求は卓上サインで表示してあるとして、問題ないという判断を下した。

 この客は今月6日、4人で4時間近く店に滞在し、コーヒーなど260バーツ分を注文した。支払いの際に、2260バーツを請求され、このうち2000バーツの支払いを拒否。その後、勘定書の写真をインターネットの交流サイト(SNS)に掲載し、店側の対応を批判した。ただし、店の卓上サインには、商談、会議、直接販売などでの店の利用を禁じ、違反した場合は1時間1000バーツを徴収すると表示されていた。

 この件がネット上で物議を醸したことから、消費者保護委員会は17日、店長を呼んで事情を聞いた。「オープンフード」料の徴収自体は合法とし、店側に、卓上サインを大きくするよう指導した。

バンコクのコーヒー店、長居した客に2000バーツ請求 

《newsclip》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  2. 唯一無二の4気筒250cc!カワサキ『Ninja ZX-25』初の特別仕様「RR」登場に「よっ!待ってました」の声
  3. ランボルギーニの新型スーパーカー、初のカスタマイズ仕様「ポルト・チェルヴォ」公開
  4. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  5. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  6. 日産『エクストレイル e-POWER』、338馬力デュアルモーターの「e-4ORCE」をインドネシア投入
  7. 日本とは違う『カローラセダン』に「GRスポーツ」が登場、ステアリングもGRがチューニング
  8. トヨタ、愛知県豊田市に新車両工場を建設へ…2030年代初頭稼働めざす
  9. オランダの愛好家が10年で完全復元した、世界に1台だけのポルシェ『356A』
  10. 懐かしのクルマが昭和の街並みをパレード…喜多方レトロ横丁 昭和レトロモーターShow 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る