欧州の商用車大手、ボルボグループ(乗用車のボルボカーズとは別会社)は7月17日、2015年第2四半期(4-6月)の決算を公表した。
同社の発表によると、第2四半期の売上高は、847億8300万スウェーデンクローナ(約1兆2234億円)。前年同期の726億0100万スウェーデンクローナに対して、17%の増加。
また、第2四半期の純利益は、51億9300万スウェーデンクローナ(749億円)。前年同期の25億3400万スウェーデンクローナから、2倍の増益を達成した。
大幅な増益を実現したのは、欧州市場の回復が大きい。また、コスト削減をいっそう進めたことも、利益を押し上げる要因に。一方、アジアや中国での需要は弱く、北米は販売が減少した。
ボルボグループのヤン・グランダー暫定社長兼CEOは、「第2四半期は、2014年末からの好調が持続。我々の商品が、市場から好意的に受け入れられている」とコメントしている。