東芝、1518億円の不適切会計処理受け、前代未聞の歴代トップ一斉辞任

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1,518億円にものぼる不適切会計処理が明らかになった東芝  (C)Gettyimages
1,518億円にものぼる不適切会計処理が明らかになった東芝  (C)Gettyimages 全 2 枚 拡大写真

 東芝は21日、取締役代表執行役社長の田中久雄氏をはじめ、前社長で取締役副会長の佐々木則夫氏、元社長で相談役の西田厚聰氏ら経営陣の辞任を発表した。後任として、22日より取締役会長の室町正志氏が暫定的に代表執行役社長を兼任する。

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 同社はパソコン事業などにおいて不適切な会計処理が発覚したことを受け、5月15日より第三者委員会を設置し、調査を行っていた。同委員会の調査結果によって、「税引前損益の要修正額が累計マイナス1,518億円となる多額の不適切な会計処理が2008年度から2014 年度までの長期にわたり行われていた」ことが明らかになり、今回発表された経営陣の辞任へとつながった。

 今後の経営体制や再発防止策などについては、さらに検討を進め、その結果を8月中旬に公表される予定の新経営体制に反映させ、9月下旬に開催される予定の臨時株主総会で株主から信認を受けられるようにしていくという。

東芝、歴代3社長が辞任……1,518億円の不適切会計処理

《編集部@RBB TODAY》

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