スバル SUVシリーズの操作性はいかに?…スバル アクティブライフスクエア in お台場夢大陸

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傾きエリアは外から見ていても迫力タップリ
傾きエリアは外から見ていても迫力タップリ 全 13 枚 拡大写真

夏休みになると東京・お台場の特設会場では恒例となったスバルの体験試乗会が開催される。今年は「スバル アクティブライフスクエア in お台場夢大陸」と題して、スバルのSUVシリーズを満喫できるタフなコースを用意。日常ではあり得ない試乗が8月31日まで無料で体験できる。

スバルのSUVシリーズならではの体験試乗ができるコースは、最大20cmの岩場を想定した「ロックエリア」、全長100mに渡る「砂利道エリア」、ほとんど体感したことがない「急斜面エリア」の3つ。いずれも通常なら躊躇してしまいそうになるコースだが、スバルのテストドライバーが代わりに運転し、まさに未体験のオフロード走行ができるのだ。

用意された車両は、『レガシィアウトバック』を筆頭に『フォレスター』、『クロスオーバー7』、『XV』、『XVハイブリッド』の全5台。いずれも4WDの魅力を存分に楽しめる“強者”揃いだ。

「ロックエリア」では進入する際は、巨大な岩が眼前に立ち塞がるイメージ。アプローチもかなり急角度となるが、スバルのSUVはここを難なくこなしていく。すぐに後輪が浮く状態になるが、4WDである特長を活かしてゆっくりと確実に車両を前に進めていく。この時、テストドライバーは車両がどうなっているかを細かく解説。4WDならではの魅力をじっくり味わうことができるのだ。

ロックエリアの次はタイヤが1/3ほど埋まる水たまりエリア。レガシィアウトバックやフォレスターはオフロード走行の下り坂で有効な「X-MODE」を搭載しているが、ここではこのモードは使用せず。スバル車はいずれもこの機構を使うことなくスリップもせずゆっくりと岩場から水たまりへと進んでいく。

水たまりへ入る際は思わず水没してしまうのではないかと思ってしまうが、スバル車はここも容易に突き進み、砂利道へと車両を進めていった。

そして、もう一つの難コース「急斜面エリア」へと入る。車両はここで一旦停止し、車両が斜めになることを案内され、思わずそれまでも掴んでいたアシストグリップに力が入る。斜面に入るとクルマは大きく傾き、その確度はまさに未体験。再び後輪を浮かせながらゆっくりと進み、走破性の高さを証明した。

オフロードの体験後は「 EyeSight(アイサイト)」体験コースへと移る。最初に体験するのは「全車速クルーズコントロール」。セットした後は、ドライバーがアクセルやブレーキ操作をせず、自動的に先行車の速度に合わせて追従していく。全車速対応なので、渋滞時にも有効。これからの夏休みのドライブで大いに力を発揮してくれそうだ。

最後はアイサイト搭載車を「ぶつからないクルマ」として一躍有名にしたプリクラッシュブレーキの体験。先行車に見立てたお馴染みの壁に向かって30km/hの速度で走行。車両はどんどん壁に向かって進むが、ブレーキの操作は一切しない。「ぶつかる~!!」と思った瞬間、クルマは自動的に急ブレーキがかかって壁の前で停止。何度体験してもこの瞬間は緊張するが、その信頼性の高さを今回も実感させられた次第だ。

《会田肇》

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