川崎近海汽船、RORO船による清水港=大分港航路の就航を検討
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トラックドライバーの不足で、関東・甲信と九州を結ぶ陸上長距離輸送が困難になっており、海上輸送へのモーダルシフトを推進する。圏央道や新東名など、道路網が整備されたほか、2017年度には中部横断自動車道が開設する予定など、関東・甲信地域で西日本向け玄関港として清水港への期待が高まっている。
また、東九州自動車道の開通で、九州域内における大分港の利便性が向上している。
2016年秋から清水=大分間の762kmを20時間で結ぶ航路を開設する予定。週3便で運航する。
清水=大分間を20時間で結ぶことで、関東・甲信=九州間をトレーラーでの海陸一貫輸送で集荷から3日目の早朝までの配送が可能となる。
《レスポンス編集部》