ミシュラン XOne、藤原興業が採用…産業廃棄物輸送用車両の積載量確保に貢献

自動車 ビジネス 国内マーケット
ミシュラン X One
ミシュラン X One 全 2 枚 拡大写真
日本ミシュランタイヤは、トラック・バス用ワイドシングルタイヤ「ミシュラン XOne」が、藤原興業(愛知県東海市)が新たに導入したリジッドダンプ車両の新車装着タイヤとして採用されたと発表した。

ミシュラン XOneは、トラックの後輪に装着されている2本(ダブルタイヤ)を1本にするというコンセプトで、1車軸当たり約100kgの軽量化を達成。車両の輸送効率向上と環境負荷低減に貢献するトラック・バス用ワイドシングルタイヤで、駆動軸にも使用できるということで注目を集めている。

東海地区を中心に廃プラを主とした産業廃棄物を輸送する藤原興業は、主にダンプ車両を保有し、常に効率的な輸送を追求。地場走行が多い条件下と、燃料費が高止まりする中、輸送効率化を図る上では最大積載量の向上が課題だった。

今回同社は、新たに導入するリジッドダンプ車両の後輪2軸にミシュラン XOne XZY3を採用。深ダンプ(土砂禁ダンプ)形式でありながら、ミシュラン XOneを装着することで従来のダブルタイヤと比較して合計約200kgの軽量化を実現。10t以上の最大積載量を確保した。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『エクストレイル』e-POWER が走行不能に!…土曜ニュースランキング
  2. 日産『エクストレイル』e-POWERの9197台でリコール…発電停止と走行不能のおそれ
  3. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
  4. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
  5. レクサスの最高峰セダン『LS』36年の歴史に幕、SNSでは「センチュリーが後継モデルに?」との期待も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る