自動車パーツのオンライン販売、新興市場で成長加速…フロスト&サリバン

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中国のアフターマーケット(参考画像)
中国のアフターマーケット(参考画像) 全 2 枚 拡大写真

フロスト&サリバンは7月24日、「自動車アフターマーケット:交換部品およびアフターサービス販売の今後」を発表した。

それによると、先進国と新興国の双方にて、2025年までに自動車アフター部品のグローバルでの売上高のうち、10~15%をオンライン販売が占めるとが予想。生産者レベルでの交換部品のグローバルにおける売上は、2013年の3406億4000万米ドル(約4兆2200億円)から、2020年には4718億8000万米ドル(約5兆8458億円)に到達する予測となっている。

同時に、中国やブラジルといった新興市場におけるパーツのオンライン小売市場は、2020年までに10%~15%成長すると予測。特に中国は、eコマース市場やオンラインプラットフォームの発展やアフターマーケット市場の伸長などを背景に、オンライン販売での急成長が予測されている。

ただし、オンライン販売では製品を実際に触ることができないという側面から、「ブリック・アンド・モルタル」(通常の店舗販売)が顧客からは依然として好まれている。このため、店舗とオンライン販売を合体させた販売モデルが、本格的なオンライン販売へ移行するまでのプロセス緩和に最適だと指摘している。

《纐纈敏也@DAYS》

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