【鈴鹿8耐】7時間経過…ヤマハ勢19年ぶりの勝利へ、エース中須賀が渾身の走り

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
トップを走るNo.21 YAMAHA FACTORY RACING TEAM
トップを走るNo.21 YAMAHA FACTORY RACING TEAM 全 19 枚 拡大写真

2015“コカ・コーラ ゼロ鈴鹿8時間耐久ロードレース。ゴールまで残り1時間を迎え、No.21 YAMAHA FACTORY RACING TEAMがトップを維持している。

中盤のペナルティからブラッドリー・スミスがトップを奪い返し、ポル・エスパルガロが更にリードを広げた21番ヤマハ。6時間30分を過ぎたところで再びピットイン。エースの中須賀克行にバトンが渡された。

吉川監督が気にしていた通り、やはり2位を走るNo.778 F.C.C. TSR Hondaより給油が1回多くなる模様。最終的にトップを勝ち取るためには更なるペースアップが必要だったが、エースの中須賀はチームの期待通りに渾身の走りを披露。ピットインの感に先行した778番ジョシュ・フックをヘアピン後のシケインでパスすると、一気のその差を10秒近くにまで広げ、もう1度残されているであろうピットストップに必要な時間を稼ぎにかかっている。

一方、追いかける側の778番TSRも残り1時間を切ってフックからドミニク・エガーターに交替。最後の最後まで逆転を諦めていない。

21番ヤマハが勝てば、陣営としては1996年以来19年ぶりの勝利。そして自身の鈴鹿8耐初制覇に向けて中須賀が手を緩めずに周回を重ねている。

2015鈴鹿8耐 スタート7時間経過順位
1.No.21 YAMAHA FACTORY RACING TEAM(181周)
2.No.778 F.C.C. TSR Honda
3.No.17 TEAM KAGAYAMA
4.No.12 ヨシムラ・スズキ・シェル・アドバンス
5.No.94 GMT94 YAMAHA

《吉田 知弘》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  3. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  4. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  5. 「逆輸入車」がアツい!? 報道で米国トヨタ車に脚光、3列SUV『グランドハイランダー』に国内からも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る