クライスラー、84万台をリコール…エアバッグが異常展開の恐れ

自動車 ビジネス 海外マーケット
ラム1500
ラム1500 全 1 枚 拡大写真

米国の自動車大手、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)US(旧クライスラーグループ)は7月25日、エアバッグの不具合により、北米中心におよそ84万台をリコール(回収・無償修理)すると発表した。

今回のリコールは、エアバッグが異常展開する恐れがあるため行われるもの。FCA USによると、側面からの衝突を感知するセンサーが誤作動し、サイドカーテンエアバッグが異常展開する可能性があるという。

なお、FCA USでは、この不具合に起因した可能性のある事例として、2名の負傷者の報告を受けている、としている。

リコールの対象となるのは、2013-2015年モデルのラム『1500』『2500』。米国では66万7406台、カナダでは15万3011台、メキシコでは8272台、NAFTA地域以外では1万4847台。合計で84万3536台が該当する。

FCA USでは、対象車を保有する顧客に連絡。販売店において、エアバッグ制御モジュールを改修するリコール作業を行う。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【マツダ CX-5 新型】後席はマツダ車トップクラスの快適性、研ぎ澄ませた「3つの価値」とは
  2. サイドミラーの死角を減らせる補助ミラーは、アナログとデジタル、どっちが買い?[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. メルセデスベンツの小型SUV『GLB』次期型、プロトタイプの写真…内装は完全公開
  4. NISMO「L型エンジン用ヘッド」発売に「NAで300psって」「オーラニスモ買えちゃう」など驚きの声
  5. 「カッコ良すぎて気絶しかけた」トヨタ『ハイラックス』新型発表に歓喜の声、日本発売にも「素晴らしい!」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る