パトカー追跡のクルマ、交差点を曲がりきれずに民家へ突っ込む

自動車 社会 社会

23日午前2時45分ごろ、島根県出雲市内の県道を走行していた乗用車が路外に逸脱。歩道上に設置された変圧器ボックスに衝突。さらに前方の民家に突っ込む事故が起きた。この事故で運転者が重傷。クルマは直前までパトカーの追跡を受けていたという。

島根県警・出雲署によると、出雲市渡橋町付近の国道9号をパトカーでパトロールしていた同署員が、整備不良の疑いがある乗用車を発見。職務質問しようと停止を命じたところ、クルマは速度を上げて逃走した。

パトカーはただちに追跡を開始したが、クルマは80km/h超の速度で走行し、パトカーは直後に振り切られる状態になった。クルマはそのまま走行を続けたが、出雲市今市町付近の丁字路交差点を左折しようとした際に路外へ逸脱。正面の歩道に乗り上げ、歩道内に設置されていた中国電力の変圧器ボックスに衝突。さらに前方の民家建物に突っ込んだ。

複数回の衝突によってクルマは中破。運転していた同市内に在住する24歳の男性は骨折などの重傷。民家の住人2人にケガはなかった。

警察では速度超過のために交差点を曲がりきれなかったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  2. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  3. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
  4. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  5. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタ自動車に生産移管、いなべ工場は商用車専用に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る