米国の自動車大手、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)US(旧クライスラーグループ)は7月27日、2016年モデルの「SRTヘルキャット」を増産すると発表した。
SRTヘルキャットは、ダッジブランドの『チャレンジャー』と『チャージャー』に用意される高性能グレード。6.2リットルV型8気筒ガソリン「HEMI」を、スーパーチャージャーで過給した新開発ユニットを搭載。最大出力707ps、最大トルク90kgmの圧倒的スペックを獲得する。
今回、FCA USは2016年モデルのSRTヘルキャットの増産を発表。2015年モデルの受注が好調だったことを受けて、2016年モデルでは増産体制を敷く。
SRTヘルキャットの生産工場は、カナダ・オンタリオ州のブランプトン組み立て工場。9月から同工場で生産される2016年モデルは、大幅に生産台数を増やす計画。
ダッジおよびSRTブランドのTim Kuniskis社長兼CEOは、「需要に応えるために、2016年モデルの生産台数を倍以上に増やす」と述べている。