アルパイン第1四半期決算…北米市場に大画面ナビ投入開始も営業益6%減

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アルパイン ビッグXシリーズ(参考画像)
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アルパインは7月29日、2015年4-6月期(第1四半期)の連結決算を発表した。

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それによると、売上高は734億4000万円(前年同期比+5.5%)、営業利益は18億9200万円(同-6.0%)、経常利益は26億4000万円(同+35.9%)、四半期純利益は11億2800万円(同+36.0%)となった。

音響機器事業では、市販市場向け、自動車メーカー向け純正品ともに、オーディオ機能がナビゲーションやディスプレイ製品など情報・通信機器と融合し売上が減少するなか、臨場感のある高音質を訴求したスピーカーやアンプなどサウンドシステムの拡販に注力。特に自動車メーカー向け純正品については、燃費や環境に配慮した軽量・薄型スピーカーが高評価を獲得、受注拡大に寄与した。しかし、欧州やアジアでの売上が減少し、総じて厳しい状況で推移した。

情報・通信機器事業では、国内市販市場に10インチ大画面ナビに加え大画面のリアビジョンを投入し、売上拡大を図った。また、北米市販市場では、ピックアップトラックやSUV向け車種専用大画面ナビの対応車種拡大を図るなど、本格投入を開始。自動車メーカー向け純正品は、北米での好調な高級自動車販売を背景に、新車向けディスプレイ製品の売上が増加した。

通期業績見通しについては、関連会社の株式売却による特別利益計上により、純利益を前回予測から120億円増の150億円とした。

《纐纈敏也@DAYS》

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