体調を崩して路上に倒れていた男性をひき逃げした男を逮捕

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今月22日に東京都大田区内で発生した死亡ひき逃げ事件について、警視庁は26日、同区内に在住する66歳の男をひき逃げ容疑で逮捕した。現場周辺に設置されていた防犯カメラ映像などから容疑車両を特定したという。

警視庁・交通捜査課、蒲田署によると、問題の事故は2015年7月22日の午前9時ごろ発生している。大田区西六郷付近の区道で、体調を崩して路上に倒れこんでいたとみられる78歳の男性に対し、進行してきた車両が衝突。男性は近くの病院へ収容されたが、胸部強打が原因でまもなく死亡した。

車両はそのまま逃走したことから、警察ではひき逃げ事件として捜査を開始。現場周辺に設置された防犯カメラ映像の分析を進めたところ、同区内に在住する66歳の男が関与したものと判断。26日に自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

聴取に対して男は「クルマが何かに乗り上げて発進しなかったので、後退したら人に乗り上げているとわかり、怖くなって逃げた」などと供述しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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