【ヤマハ イービーノ 発表】拡大するヤマハのスマートパワービークル事業

モーターサイクル 企業動向
ヤマハ E-Vino(イービーノ)
ヤマハ E-Vino(イービーノ) 全 6 枚 拡大写真

ヤマハ発動機は7月29日、新型電動バイク『E-Vino(イービーノ)』のプレス向け発表会を都内で開催。そこでSPY事業部の砂川光義事業部長は、ヤマハのSPV(スマートパワービークル)事業について説明した。

【画像全6枚】

ヤマハ発動機では環境性能に優れた電動動力源をSPV(スマートパワービークル)と位置づけ、SPV事業部にて技術研究、商品開発をおこなっているという。

現在、SPV事業部には大きく分けて4つの事業領域がある。まず1つは、電動2輪車=EV(Electric Vehicle)事業。ヤマハはこれまで、『パッソル』『EC-02』『EC-03』と3世代・約20年にわたり電動2輪車の開発をおこなってきた。砂川部長は、「静かで滑らかで優しい乗り心地が評価され、徐々に市場浸透が進んだ。今後まだまだ可能性を持つ新しいカテゴリーの乗り物」と、期待を込める。

2つ目は、電動アシスト自転車=PAS(Power Assist System)事業。国内市場は堅調に拡大しているとして、2015年の総需要は約50万台を見込む。昨年発売したシニア向けの新商品『PAS SION(パス シオン)』も好調だという。

3つ目は電動アシスト用ドライブユニットである『E-Kit』のOEM事業。国内外にOEM事業があり、いずれも順調に拡大しており、特に海外に向けては「総需要が約100万台ある欧州地域にて市場拡大しています」(砂川部長)。

4つ目が中国における電動自転車事業。ヤマハは中国を電動自転車の最大市場と見ており、自走式の電動自転車のビジネスにも取り組む。

「どの事業領域も非常にビジネスのスピードが速く、私たちはパイオニアとして世界市場の同行を見極めながら低炭素社会の実現に向け、引き続きお客様の生活の豊かさに貢献するスマートパワーの技術開発、製品普及に力を尽くして参ります」(砂川部長)

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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