三菱 黒井常務、ロシア市場「先が見えないが捨てる気はない」

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三菱自動車 黒井義博 常務執行役員
三菱自動車 黒井義博 常務執行役員 全 4 枚 拡大写真

三菱自動車の黒井義博常務執行役員は7月30日に都内にある本社で開いた決算会見で、ロシア市場について「まだまだ先がみえない」としながらも、「マーケット自身を捨てる気は一切ない」と強調した。

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黒井常務は「なるべく損がでないように売っていくというのがロシアの状況。前年度に比べるとおそらく半分や3分の1(程度の販売台数になる)。だがあまり無理をしても仕方ないと考えている」と述べた。

その一方で「長い目で見るとロシアは成長力のあるマーケット。我々も一時は10万台以上売っていた。当時はセダンを主体にしていたが、今やマーケットも変わりSUVが非常に売れるマーケットになっている。これは我々の得意なところであり、マーケット自身を捨てる気は一切ないので、頑張っていく」と話していた。

《小松哲也》

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