【ヤマハ イービーノ 発表】車体はあえて既存車をベースに…長いフランスパンも入る

モーターサイクル 新型車
ヤマハ E-Vino(イービーノ)
ヤマハ E-Vino(イービーノ) 全 9 枚 拡大写真

前作の『EC-03』では、電動ならではの未来感覚あふれるスタイルが採用されていたが、今回発表された『E-Vino(イービーノ)』では、既存の『ビーノ』がベース。プロジェクトリーダーを務めるSPV事業部の藤田博一氏によると、「あえて専用の車体を開発しなかった」という。

【画像全9枚】

すでに多くのユーザーに親しまれていて、使いやすさに定評のあるビーノの車体をそのまま使うことで、「気軽に乗っていただく」ことを狙っている。

デザインやカラーについても「電動車の場合、クリーン、爽やかというイメージでデザインをしがちでしたが、あえてそれをやめ、オシャレなビーノが電動になりましたといったところからデザインアプローチをしています」と藤田氏はいう。

エンジン車と同じロゴを使用しつつ『eマーク』をあしらうことでEVであることを示し、ビーノファミリーの中の電動車であることを強調している。

カラーは定番の白×黒に加え、街に映えるオレンジを採用。2色を設定した。

そして藤田氏は「電動車ならではのメリットを活かし、縦長の収納スペースを確保した」と、シート下にも自信をのぞかせる。

エンジン車の場合、収納スペースの底にパワーユニットが配置されるが、EVであるイービーノではそれがない。ここにリチウムイオンバッテリーを収めるが、操縦安定性のことを考慮し、前方に立てておく形でコンパクトにセット。後方のスペースをすべて収納に割り当てた。

その結果、長い収納スペースを実現し、「長いフランスパンも入ります」とアピールポイントに。

また、そのスペースを活かして、オプションの予備バッテリーを積むこともでき、航続距離がもっと欲しいというユーザーの要望に応えている。

イービーノ(23万6520円)は8月20日に発売。ガソリン車の『ビーノ デラックス』(20万4120円)、『ビーノ モルフェ』(20万5200円)に続く、第3の選択肢となる。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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