ホンダ、ブラジル第2工場の生産開始を来春に延期…生産台数も半減でスタート

自動車 ビジネス 企業動向
新型HR-V ブラジル仕様 市販予定車
新型HR-V ブラジル仕様 市販予定車 全 5 枚 拡大写真

ホンダの岩村哲夫副社長は7月31日に都内にある本社で開いた決算会見で、年内を計画していたブラジルの四輪車第2工場の稼働を来年3月に延期し、生産台数も当初の半分の年間6万台でスタートすることを明らかにした。

【画像全5枚】

岩村副社長はブラジル市場について「レアルも相当暴れているが、かなり不透明感がある。経済そのものが非常に不安定で、同時に市場そのものが見通せないので慎重にやる」と指摘。

また「そういう中でホンダの四輪車販売は他社に比べて極めて堅調に推移している。ほぼ第1工場の生産能力に対しフル(稼働)ということで進めている」としながらも、「第2工場については慎重に慎重を期しているということで、タイミング的に後ろ倒し、台数についても、まずは1直から始める」と説明。

具体的には「建屋としては(年間)24万台、設備としては12万台だが、生産は6万台、1直で開始することにした。開始時期については来年の3月くらいを考えている。ただし、ニューモデルの販売が堅調なので、このモデルでもう少し販売が増加できるということであれば、第2ステップとしていろいろ考えていかなければならない」と述べた。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【マツダ CX-5 新型】後席はマツダ車トップクラスの快適性、研ぎ澄ませた「3つの価値」とは
  2. NISMO「L型エンジン用ヘッド」発売に「NAで300psって」「オーラニスモ買えちゃう」など驚きの声
  3. サイドミラーの死角を減らせる補助ミラーは、アナログとデジタル、どっちが買い?[特選カーアクセサリー名鑑]
  4. 三輪EV『coffret』、ヤマダデンキ横浜本店で販売開始…試乗も可能
  5. トヨタが米国製3車種を展示へ、日本にない『タンドラ』『ハイランダー』『カムリ』に乗り込める…S耐最終戦
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る