どうする!? 運転中に津波被害、車内浸水…擬似ドライブ体験 そら博 8月1・2日

自動車 ビジネス 国内マーケット
愛知工科大学による津波体験ドライビングシミュレーター(8月1・2日、千葉・幕張「そら博」にて)
愛知工科大学による津波体験ドライビングシミュレーター(8月1・2日、千葉・幕張「そら博」にて) 全 8 枚 拡大写真

ドライブ中、高さ1mの津波が目前に迫り、クルマが一気に冠水、エンジンが止まり流されていく……。そんな“没入危機”を直感的に体感できる津波体験ドライビングシミュレーターが、千葉・幕張での「そら博」(8月1・2日、入場無料)で公開された。

この津波体験ドライビングシミュレーター(津波・冠水バーチャルリアリティシステム)は、愛知工科大学工学部板宮研究室が出展。会場では、ゴーグル型のVRヘッドマウントディスプレイと運転席空間、モニターが設置され、CGで再現された津波に遭遇したときの状況を疑似体験できる。

来場者は、ヘッドマウントディスプレイを顔面に取り付け、運転中に高さ1mの津波に遭遇する場面からスタート。モニターは、体験者の頭の動きに連動してその“視点”が動く。水中にクルマが突っ込み、車内に水が浸入し、ハンドル操作ができなくなる状況を体感した。

「うわっハンドルが効かない」と叫ぶ小学生の体験者は、スタッフに「こういうとき、どうすればいいの?」とゴーグルを外しながら質問していた。

同研究室では、こうしたVRシステムの拡張として、「本学のITS研究所と連携し、大型ドライビングシミュレータによる『自動車運転時の災害状況シミュレーション』なども開発を進める」という。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る