都心の猛暑に意外な避暑地!? 炎天下を歩くか、階段を昇り降りするか

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東京駅に近い鍛冶橋交差点付近。この交差点付近に京葉線地下ホームへと続く階段がある
東京駅に近い鍛冶橋交差点付近。この交差点付近に京葉線地下ホームへと続く階段がある 全 16 枚 拡大写真

記録的な猛暑が続く東京。炎天下、アスファルトの上を歩くだけで汗が噴き出してくる日照時間帯、都心の“意外な避暑地”が混雑している。都心の道路下などに縦横斜めに掘られた地下道だ。

たとえば東京駅周辺は、その南側のメトロ日比谷線・都営浅草線の東銀座駅付近から、北側の大手町駅付近まで地下でつながっている。八重洲地下街などの商店街や、鉄道各社の通路が組み合わさり、東京駅の皇居側・丸の内エリアや、新幹線ホーム側の八重洲エリアなどにも地下道がめぐらされているから、歌舞伎座と東京駅・大手町駅の間、銀座三越とパレスホテル東京の間などは、食事やショッピングを組み入れながら地下道だけで行き来ができる。

東京駅のインフォメーションカウンターの女性は、「道順を聞かれた場合は、フラットな地上を教えるか、階段の昇り降りがある地下道経由を伝えるか、どちらがいいか聞き返す。暑い日には、『地下がいい』という人が多い」と話していた。

また大阪と東京を行き来する酒造業の営業担当者は、「東京駅から先、地下鉄を利用して移動する場合は、用件がない限り地上に出ない」とも話していた。

日本気象協会は、「東京は8月3日、4日連続の猛暑日を記録。連続記録1位タイ。この先一週間も九州から東北は広く晴れて、厳しい暑さが続く見込み。東京は木曜日(8月6日)まで連日35度の予想で、さらに猛暑日の連続記録がのびる可能性がある」と伝えている。

多くの人が行き交い、地下鉄が通っている名古屋や大阪、福岡、新宿といった地も、東京駅周辺と同様に地下道が充実。「ちょっとでも日陰を歩きたい」などという人は、地下に目を向けてみて。

《レスポンス編集部》

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