USSは8月3日、2015年4-6月期(第1四半期)の連結決算を発表した。
それによると、売上高170億0400万円(前年同期比+4.4%)、営業利益86億2100万円(+7.1%)、経常利益87億8800万円(+7.3%)、当期純利益は57億8800万円(+10.4%)だった。
オートオークション事業は、市場全体の出品台数が伸び悩む中、大規模会場を中心に好調に推移し、出品台数は60万8000台(+4.2%)、成約台数は39万1000台(+7.0%)、成約率は64.3%(+1.7ポイント)となり、オークション手数料収入が増加。売上増に貢献した。収益も商品売上原価などが増加したが、新築した名古屋会場や岡山会場の減価償却費が減少したことで増益となった。
中古自動車買取専門店「ラビット」は、買取台数が増加したことに加え、好調なオークション相場により台当たり粗利益が増加したことから増収増益。一方で、事故現状車買取販売事業は、販売台数の減少により減収減益となった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。