リンギ安が進行、売り圧力が依然として強固 マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ)
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

通貨リンギの対米ドル為替レートは1米ドル=3.85リンギまでリンギ安が進んでおり、相変わらずリンギ売り圧力がかかっている。

ディーラーの間に、1米ドル=4リンギの相場でプットオプション(あらかじめ決められた価格で特定商品を売ることのできる権利)を交わす動きがここ数カ月に渡り見られる。また、実物の受渡しがない先物取引であるノンデリバラブル・フォワード(NDF)のオフショア価格とオンショア価格の差額が大きくなっていることも圧力に影響している。

イールド予測はオフショアNDFが8.2%、オンショアNDFが3.2%となっており差が広がっており通貨リンギにも圧力がかかる要因になっている。NDFは決済日に約定決済日に約定NDFレートと当日の実勢直物為替レートの差額に応じて損益が決まり決済が行われる。

3日のリンギレートは1米ドル=3.8517リンギで17年来の低水準となった。

中央銀行バンク・ネガラの幹部は先ごろ、内外の外為ディーラーを呼び、リンギ売りをもたらす取引を結ばないよう求めた。今後もリンギの下落が進めば外国人投資家がリンギ建ての債権を売却する動きが広まる可能性もある。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ポルシェ『911』991型の選び方と維持---バランス型世代の魅力と現実を多角検証
  2. スズキの新型ネオレトロバイク『GSX-8T』と『GSX-8TT』が独デザイン賞、スズキ車として初受賞の快挙
  3. 日差しが眩しい季節が到来! サングラスはどう置く? 注目ホルダー[特選カーアクセサリー名鑑]
  4. トヨタV6か、AMGターボか? ピュアエンジンで“リアルドライビング”を味わう、ロータス『エミーラ』という選択肢
  5. いすゞ・UDトラックス、『エルフミオ』や『クオン』最新モデルを展示…ジャパントラックショー2026に共同出展へ
  6. 【ホンダ フィットRS 500km試乗】ロングツーリングにおあつらえ向き、課題は『オーラNISMO』のような“キャラ立ち”か
  7. アウディのスーパーセダンが15年ぶり復活へ!『RS6セダン』720馬力で「M5」に真っ向勝負
  8. メルセデスベンツの新型電動グランドリムジン『VLE』、航続最大713km…欧州受注開始
  9. ランドクルーザー「70」「250」、カスタムコンセプトモデル初公開へ…FIELD STYLE TOKYO 2026
  10. 広汽トヨタの新型EVセダン「鉑智7」、パナソニック「ナノイーX」採用
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る