「26億リンギは献金」汚職摘発委が発表…献金の出所について追求の声 マレーシア

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マレーシアのナジブ・ラザク首相(参考画像)
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汚職摘発委員会(MACC)は、ナジブ・ラザク首相名義の銀行口座に振り込まれたとする26億リンギに関する調査結果を発表。入金があったのは事実だとした上で、メディアで指摘されているような1MDBからではなく「献金」だと説明した。

ただMACCは献金を行なった人物については口を閉ざしており、MACCのこうした調査姿勢に対する疑念の声が上がっている。野党や汚職を追及する民間団体などからは巨額な献金の出所について更なる調査を求める声が上がっており、ナジブ首相は依然として厳しい立場に立たされている。

野党・汎マレーシア・イスラム党(PAS)は、「26億リンギが正当な資金であるならなぜ口座を突然閉鎖したのか」、「政治献金を行なったのは誰なのか」、「献金に際して何らかの条件はつけられていたのか」、「1MDBからの入金でないなら、なぜ誤った報道を行なった米ウォール・ストリート・ジャーナルを訴えないのか」といった10項目の質問状をMACCに提出した。

伊藤 祐介

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