いすゞ川原専務、国内トラック販売「期初見込みに比べ好調に推移」

自動車 ビジネス 企業動向
いすゞ自動車 川原誠 取締役専務役員
いすゞ自動車 川原誠 取締役専務役員 全 5 枚 拡大写真

いすゞ自動車の川原誠取締役専務役員は8月4日に都内で開いた決算会見で国内のトラック販売について「期初の見込みに比べて非常に好調に推移している」との認識を示した。

川原専務は「普通トラックは建設系の需要が前年度にでたが、それは一応一巡した。今年度はカーゴ系が、10年前に(排ガス規制強化を控えた駆け込み)特需があったが、それの代替需要がでてきている。今年度の全需はカーゴ系が引っ張っている」と指摘した。

さらに「これはアベノミクスによる効果。運賃も上がってきているし、原油安で燃料費も下がっていることもあって、カーゴ系のお客様の購買意欲が上がっている。小型トラックも同様の動きで、足元の受注、実際の販売は計画よりやや上目にでている」と述べた。

先行きについては「(前回のカーゴ系)特需は3~4年続いた。また日本の強靭化計画や東京オリンピックもあるので、楽観的と言われるかもしれないが2020年までは大きく落ち込まない」と話していた。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  2. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る