音声による「ウイルスが検出されました」という警告メッセージに注意

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音声で警告されたという相談が増加(IPAのリリースより)
音声で警告されたという相談が増加(IPAのリリースより) 全 2 枚 拡大写真

 IPA(情報処理推進機構)技術本部セキュリティセンターは4日、今月の呼びかけ「ウイルスを検出したと音声で警告してくるウェブサイトにご注意!」を公開した。

 それによると、5月以降、「あなたのコンピュータでウイルスが検出されました」という音声が、パソコンから聞こえるという相談が増加しているという。さらにこの音声は、特定の電話番号に電話を呼びかけるなど、不安を煽る内容となっている。

 実際には、ウイルス感染の有無に関係なく、特定サイトにアクセスした場合に音声メッセージが流れるだけの仕組みのため、IPAでは、画面に表示される連絡先などに電話をかける必要はないと、注意を呼びかけている。

 電話をかけると先方から「遠隔サポートによるウイルス駆除を行う」として、まず遠隔操作ソフトのインストールを案内され、実際に何らかの遠隔操作が行われるという。さらに有償ソフトウェアの購入を勧めてくるとのこと。遠隔サポートの費用請求や遠隔操作などはされないが、不審な行動であるため、不安を感じても電話をしないこと、遠隔操作ソフトをアンインストールすること、正規のセキュリティソフトでウイルススキャンを実施することなどをIPAでは推奨している。

「ウイルスが検出されました」という偽の警告メッセージ音声に注意

《冨岡晶@RBB TODAY》

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