リニア新幹線のホームを想像して…愛知の乗り物の歴史、大村知事がアピール

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リニア中央新幹線地下ホーム設置予定地の直上に立つ(太閤通口交差点から)
リニア中央新幹線地下ホーム設置予定地の直上に立つ(太閤通口交差点から) 全 12 枚 拡大写真

「名古屋に遊びにきたら、太閤通口交差点を歩いてみて」…7月31日、東京で開かれた愛知県イベントで、県関係者はそう話した。その場所は新幹線の新大阪寄り先頭車が見えるエリアで、彼は「リニア中央新幹線の地下ホームを地上から想像してみて」と続けた。

名古屋駅直下にできるリニア中央新幹線の地下ホームやレールは、地上から約30m付近に敷かれる予定で、「大深度地下は活用しない」(名古屋市など)という。

県関係者は、「リニアのホーム位置は、太閤通口交差点の直下にあるイメージ。地下鉄桜通線に平行するようにホームが設置され、新たなターミナルも建てられる構想」と話していた。

太閤通口交差点は、東海道新幹線ホームの新大阪寄りからも見下ろせる。県関係者は「新幹線ホームから、森に囲まれた換気口が見えるはず。その先に河合塾のビルと、ビックカメラがある。その間の地下にリニアのホームが敷かれるイメージ。名古屋メシを探しながら、リニアの位置を想像して歩くとおもしろい」とも話していた。

名古屋駅の東側、桜通口に出て中央郵便局交差点に立つと、2017年春の開業を目指して建設中のJRゲートタワーが見える。「このビルの地下にはリニア用のスペースがすでにあるだろう」と県関係者。7月22日には、このJRゲートタワーにビックカメラやユニクロなどが出店することが発表された。

7月31日のイベントで、愛知県知事の大村秀章氏は「トヨタ博物館のオールドカーやFCV(燃料電池自動車)、そしてMRJ(三菱リージョナルジェット)、さらに蒸気機関車や路面電車、リニモにリニア・鉄道館と、愛知には乗り物の歴史と未来がいっぱいある。日本一の産業圏を誇る愛知県に、ぜひ来てもらって、ゆっくりめぐってほしい」と伝えていた。

《レスポンス編集部》

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