欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループ傘下のドイツ商用車メーカー、MANは7月28日、2015年第2四半期(4‐6月)の決算を開示した。
同社の発表によると、第2四半期の売上高は、36億3100万ユーロ(約4910億円)。前年同期の35億6100万ユーロに対して、2%の増加となった。
一方、第2四半期の最終損益は、1900万ユーロ(約25億円)の赤字。前年同期の1億5400万ユーロの黒字から、赤字に転じた。
赤字決算となった主な要因は、リストラ費用がかさんだため。また、ブラジルなどの南米市場における販売不振も、赤字に転じた要因となった。しかし、欧州市場での販売は堅調。
MANのCEO、Georg Pachta-Reyhofen氏は、「将来のMANの形が、作られつつあると確信している」とコメントしている。