IHI、社会基盤・海洋セグメントの採算悪化で経常赤字に…2015年4-6月期決算

自動車 ビジネス 企業動向
IHIウェブサイト
IHIウェブサイト 全 1 枚 拡大写真

IHIが発表した2015年4-6月期(第1四半期)の連結決算は、経常損益が4億2800万円の赤字に転落した。

売上高は前年同期比21.2%増の3407億6200万円と大幅増収だった。

産業システム・汎用機械事業は、自動車向けターボチャージャーや熱・正面処理、パーキングが好調で増収だった。航空・宇宙・防衛事業では、民間向け航空エンジンが増加したことや、防衛機器システムの艦艇用ガスタービンの引渡しがあり増収となった。

損益では、次世代大型機用航空エンジンGE9Xなどの研究開発費の増加や、社会基盤・海洋セグメントの一部受注工事の採算悪化の影響で、営業利益が同99.9%減の2000万円と大幅減益となった。当期損益は4800万円の赤字だった。

通期業績見通しは、同じく社会基盤・海洋セグメントの一部受注工事の採算悪化の影響を加え、下方修正した。営業利益が前回予想より150億円マイナスの750億円、経常利益が120億円マイナスの630億円、純利益が100億円マイナスの390億円を予想する。売上高は前回予想を据え置いた。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
  3. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
  4. ホンダ『プレリュード』新型、インドネシアでは「オールブラック」なプロトタイプを初公開
  5. 「日本版より洒落てる」2026年モデルの米国版トヨタ『カローラ』発表に、日本のファンも注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る