6月の輸出、前年比で5.0%増…対日輸出は25.1%減に マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア(イメージ)
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マレーシア外国貿易開発公社(MATRADE)の発表(速報値)によると、2015年6月の輸出高は642.6億リンギで、前年同月比で5.0%、前月比で6.3%のそれぞれ増加となった。

輸入高は562.8億リンギで、前年同月比で1.5%マイナス、前月比で2.4%の増加となった。貿易高は1205.4億リンギで、前年同期比で1.9%、前月比で4.5%のそれぞれ増加となった。貿易収支は79.8億リンギの黒字で、212カ月連続。前年同期比で94.4%、前月比で44.7%、それぞれ増加した。

6月の輸出先を国・地域別で見ると、中国がトップとなり、2-5位は、シンガポール、米国、日本、タイの順。日本への輸出額は47.9億リンギで、前年同月比25.1%の大幅マイナスとなった。1位だった中国は前年同月比で49.3%増。2位のシンガポールは同3.8%、3位の米国は9.5%、それぞれ増加した。品目別では、電気・電子が231.4億リンギでトップだった。

同月の輸入は、中国が112.1億リンギでトップとなった。シンガポールが66.4億リンギで2位、米国は49.9億リンギで3位となり、日本は45.0億リンギで4位となった。品目別では、電気・電子が161.9億リンギでトップだった。

今年1-6月の輸出高は3683.3億リンギで、前年同期比3.1%のマイナス。輸出先はシンガポールがトップで、中国が2位、日本が3位だった。年初6カ月の輸入額は3266.4億リンギで、前年同期比2.6%減。貿易額全体は6949.8億リンギで、2.9%減となった。

伊藤 祐介

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