リンギ安が進行、売り圧力が依然として強固 マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ)
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通貨リンギの対米ドル為替レートは1米ドル=3.85リンギまでリンギ安が進んでおり、相変わらずリンギ売り圧力がかかっている。

ディーラーの間に、1米ドル=4リンギの相場でプットオプション(あらかじめ決められた価格で特定商品を売ることのできる権利)を交わす動きがここ数カ月に渡り見られる。また、実物の受渡しがない先物取引であるノンデリバラブル・フォワード(NDF)のオフショア価格とオンショア価格の差額が大きくなっていることも圧力に影響している。

イールド予測はオフショアNDFが8.2%、オンショアNDFが3.2%となっており差が広がっており通貨リンギにも圧力がかかる要因になっている。NDFは決済日に約定決済日に約定NDFレートと当日の実勢直物為替レートの差額に応じて損益が決まり決済が行われる。

3日のリンギレートは1米ドル=3.8517リンギで17年来の低水準となった。

中央銀行バンク・ネガラの幹部は先ごろ、内外の外為ディーラーを呼び、リンギ売りをもたらす取引を結ばないよう求めた。今後もリンギの下落が進めば外国人投資家がリンギ建ての債権を売却する動きが広まる可能性もある。

《千田真理子》

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