【VW パサート ヴァリアント 試乗】シートを始め充実装備が魅力…島崎七生人

試乗記 輸入車
VW パサート ヴァリアントTSI Highline
VW パサート ヴァリアントTSI Highline 全 6 枚 拡大写真

ラテン系のクルマを乗り継いできた知人が(セダンの)購入を検討している。「同じドイツ他銘柄よりヒエラルキーが気にならない」のが理由。確かに今のVW車は、上質ではあるけれど、隣のクルマと競おうなどとは思わず、さっぱりとした気持ちで乗っていられるのが魅力だ。

【画像全6枚】

試乗車はヴァリアントのトップグレード「Highline」。新世代のデザインを象徴する、薄いグリルは(R-Line以上に)シンプルで清々しい。余分なデザイン要素は一切ないが、ボディを水平に一周する控えめなクロームのモールが、上品なアクセントとして効いている。

インテリアでは標準装備のナパレザーのシートがいい。ヒーター/ベンチレーション/マッサージ機能付きだから、快適なドライブを約束してくれる。ゆったりと身体を預けて座れる広い後席はヴァリアントの特権だが、開口部の広いスライディングルーフ(オプション)を選べば、ルーミーさはさらに向上する。

標準の17インチタイヤを履く足回りは、気持ちを逆撫でしない穏やかな乗り味…といったところ。セダン+αの車重となるヴァリアントでは、別の機会に乗ったR-Lineの18インチのほうが、乗り味は快適なまま、ボディの無駄な揺れを抑えているように感じた。気筒休止、アイドリングストップも効かせながら走る1.4リットルターボエンジンは、いかにも効率よくスムースにクルマを走らせるように仕事をしている…といった印象だ。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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