AAAは、2015年度公募型「ロボット実証実験支援事業」で災害対策を目的とした「水難救助マルチコプター」が採択されたと発表した。
実証実験に向けて開発する水難救助マルチコプターは、水難救助でGPSで要救助者の近くまで自動飛行した後、赤外線カメラで直上まで移動し、迅速・確実に救命具を届ける。ビデオ会議システムと連携して遠隔地でのリアルタイムモニタリングが可能。
また、GPSによる自動飛行、赤外線カメラによる自動位置修正機能、救命具投下機能を検証し、精度向上を図ることを目的とする。
ドローン本体の企画・開発はAAAが担当する。ドローンの自動飛行、ビデオ会議システムは、ブイキューブが開発する技術を採用する。ブイキューブはドローン関連の様々なサービスを開発しており、柔軟性の高いソリューションを評価、採用を決めたとしている。
サービスは2016年春に提供開始する予定。