クアラルンプールで初の公道レース、盛況の陰で不満の声も

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マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ)
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

7-9日の日程で開催されたマレーシア初の公道レース「クアラルンプール(KL)シティ・グランプリ」だが、3日間で10万人の観客を動員する盛況ぶりをみせた一方、慣れない現場での混乱やビジネスへの影響から多くの不満の声が上がっている。

カイリー・ジャマルディン青年スポーツ相は、イベントの結果についてこれから検証しなければならないとした上で、来年以降も開催するかどうかはKL市政府の意向しだいだと述べた。

「ランボルギーニ・スーパー・トロフェオ・アジア」で総合優勝した横溝直輝選手は「コースは良かった」と述べ、来年の出場にも意欲をみせた。香港のフランク・ユー選手も「100%パーフェクト」と褒めた。

一方、マレーシア経営者連盟(MEF)のシャムスディン・バルダン専務理事は、3、4日にわたって道路封鎖や騒音などによるビジネスへの影響を指摘した上で、「セパンに国際的なレース場があるにもかかわらず、わざわざKL市内でレースを開催する必要性はあるのか」と疑問を呈した。

伊藤 祐介

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